あなたは「運命」を信じますか?
以前の私は全く「運命」なんて信じていませんでした。
残念ながら、私は恋愛に対してかなり悲観的でしたし、今も一部分ではそうだと思います。
その理由というのも、これまでの人間関係おいて、いじめなどたくさん悲しい思いをしてきました。
そのため、人との関わりにおいて、期待をして大きな傷を負うことがトラウマになっているのだと思います。
そんな私が「運命」というものを感じたのは、私を好きでいてくれる今の彼氏です。
出会いは大学で、たまたま目が合ったとき、お互いの名前を知る前に私に一目惚れをしてくれていたそうです。
これは付き合った後に発覚したことでした。
彼とはたまたま被っていた授業で前後の席になり、Instagramを交換して1週間が経たない程でした。
また、当時ほとんどオンライン授業ということもあり、DMでやり取りをするくらいの仲でした。
その日は対面授業で、新しい授業の初回でした。
私は環境の変化と寝不足、加えて何らかのアレルギー反応が原因でアナフィラキシーショックを起こし、大学から救急車で運ばれました。
症状が落ち着いた頃、彼とのDMが会話の途中だったこともあり、私から「救急車で運ばれた笑」のようなDMを送ったのだと思います。
心配のDMと共に「今から行く」と言われました。
コロナで病院に入れるかどうかも分からないため、断り続けていたのですが、入れなくてもいいとのことで 彼の家とは真逆なのにも関わらず、病院まで来てくれました。
これがきっかけで現在もその彼とお付き合いさせていただいています。出会いは奇跡とタイミングなんだなと感じる1つです。
これを綴っている現在、付き合って1年半ほどで、一人暮らしの彼の家に1年以上ほぼ同棲状態です。
プライベート空間がないとストレスが溜まってしまう私が唯一、同居のような生活を送れるのは彼だけだと思います。
性格は真逆だし、好みの共通点もこれといって特にありませんが、何かパズルのように上手くはまっている感じがあるのです。
以前彼もそのように言っていました。
「運命」というものを信じたが故に悲しい思いや辛い思いをした方もたくさんいるでしょう。
しかし、逆に現在もあなたにとって「運命」の人と素敵な時間を過ごしている方々もいるのではないでしょうか?
今これを書いている私は後者です。
しかし、私も同じように前者になる可能性はいくらでもあるのです。
もしかしたら、これを誰かに読んでもらえる時がきたとき、そうなっている可能性だってあります。
「運命」だからこそ未来はどうなるか分からないのです。
私は今のあなたの「運命」をとことん楽しむべきだと思います。
彼氏や彼女がいてもいなくても、その時、その時間は人生で1度だけなのです。
彼氏、彼女がいる、またはいない その時だけのあなたの時間が楽しいと思える日が続きますように。

ELLAさんからの恋物語